おそらく先日USBキャプチャカードを接続したときに誤ったGPUドライバがインストールされたタイミングだと思うけど、使用しているFedora 42のシステムでGNOMEにログインできなくなった。Waylandだけで、Xの方はログインできた。ログを漁って原因を特定しようと時間を費やした。一つわかったのは、Waylandが問題ではなく、GNOMEの方に何かしら問題があったということだけだった。XのGNOMEがログインできるからWaylandが怪しいと思っていたところを逆手に取られた。Waylandのウィンドウマネージャーであるlabwc(これはラズパイOSのデフォルトのウィンドウマネージャーでもある)を試したところ、問題なかったのでGNOMEに何かあると疑いを強めた。また、別ユーザーならWayland+GNOMEの環境にログインできるので、このユーザーの設定か何かに問題があることは確定した。
はっきりした原因はどうしてもわからないので、ユーザーのGNOMEの環境をリセットする方法を調べた。ひどく単純で、ホームディレクトリにある「.cache」、.「.local」、「.config」の3つのディレクトリを削除するというものだった。流石にそれはやりすぎだろうということで、もうちょっと絞り込んでいったら、ディレクトリ「$HOME/.config/dconf」を削除することでログインできるようになるところまでいった。さらなる調査も面白そうだが、すでに時間をかけすぎていたのでやめておいた。
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